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2008.10.31 Friday
【ivory】文学フリマで本、売っちゃいます。
先日のエントリーにも書きましたが、
手にとってかばんに忍ばせて、カフェで暇つぶしに読んだり、ベッドで横になって眺めたり、本棚に飾ってインテリアの一部にしちゃったり、 そんなことが出来ちゃう「ivory」を作ったので、第7回文学フリマでの委託販売をお願いしています。 …ていっても、「文学フリマってなにーー?」という方もいらっしゃると思いますので、 詳細は「短歌ユニットivory メンバーブログ」からどうぞ。 これまでネット上でしか交流の無かった方も、文フリ行くよーとご連絡くだされば、会場付近にうろうろしている私がご挨拶に伺うかと思いまーす。てゆーかご連絡くださーい(笑)。 2008.10.30 Thursday
エスプレッソ、ダブルで。
デミタスのマシンは使われないまま四年目の秋みずいろの妻 * * * * * * * * * * 「ivory no.00」本日入稿いたしました。 これでよっぽどよっぽどの事が無ければ、11/9の文学フリマに本が並ぶはずです! 詳細な告知は明日にでもivoryのメンバーブログで。 あと、京都へフリーカード飛ばしてます、念力で。うそ、友情の力で。 関西圏の皆様、それらしい匂いがするところがありましたら探してみてくださいねー☆ 2008.10.29 Wednesday
【掌編】長い電車
三倍の速さで過ぎる窓の外、車体の揺れとずれて酔う、吐く、 /蜂子 つまらない作業に没頭していて、顔を上げたら外は闇だった。眩暈と吐き気に襲われる。時計を見ると、まだ17時半だった。それはかつて、夕焼けの気配すら ない時間だったのに。夏の記憶が染み付いて離れない体が混乱する。こんなはずじゃなかった。こんなはずじゃなかった。こんな無為な一日を過ごすはずじゃな かった。 かつてあたしは、移動し続けていた。ひとところにいると不安になるから。毎日何もしていなくても移動し続けてさえいれば、どこかへたどり着けるような気がしていたから。そして、毎日、空の色変わりの様子を眺めていた。 もう一度、外を見る。闇の中、風がごうごうと吹いてくる。無数の丸い窓、黄色い明かりを発して、長い長い電車が通りすぎていく。あたしは、途切 れない電車の車両を眺めながら、ぼんやりと一つのことを思っている。いつまでたってもあたしは、自分の居る場所に怯えてるのだな、と。 (寄稿/寒竹泉美) …という訳で、お友達の作家のたまご、寒竹泉美様より、はちこ歌にストーリーを頂きました。 小説と短歌は待ったく別のものなんだけど、一瞬のインスピレーションの糸で繋がっている(ようです)。 寒竹泉美の小説+αのサイト、「作家のたまご」はこちらから。 短編・長編小説はもちろん、写真や朗読や内容の充実した文学遊戯サイトです。(遊戯と書いてentertainmentと読んでくれ)。 一度では食べきれない量だと思いますので、左の「LINK」から何度でも遊びに行ってくださいな。 追記; 上記のリンクだと携帯では何も見れなーい! という方がいらっしゃると思うので、サイトコンテンツの、彼女のブログへリンクを貼っておきますねー。 上がったり下がったり、小説したり写真したり短歌したり、携帯メール小説大賞の佳作取ったり、 忙しい人だなあもう…(そんな彼女と10年のお付き合い笑) 日記兼ネタ帳 :作家のたまご 2008.10.24 Friday
誘惑
木枯らしのモノグラムまとい歩くひと蓑虫みたいね潰したげるね 灰色の手の中給与明細に双子素数の奇跡を探せ 離れたらなぜ生きてゆけないのかな水面の陰毛掬って捨てる 洗濯機に詰められるだけ詰めている私の過去、 とか、過去、とか、過去、とか 針穴の誘惑ピンホールカメラの中から逃れられない魂 2008.10.13 Monday
Ave Maris Stella
愛想すら忘れかけてる遊び女を温めているこの人は誰 触れ合えど分かりあえぬと知る今はただの他人の肌が優しい Ave Maris Stella 夜明けの浜へ出で愛の女神に加護を求める チューブから盥に落とすビリジアン鉱物の海に沐浴すべし 運命を歪め吐き出し捨てるには軽すぎる罰と思っていなさい 2008.10.10 Friday
泡沫の一粒として
放課後の顕微鏡で見たあの秘密ここでみんなにばらしてよいの? 乗車率200の触合い泡沫の一粒として生かされている 目が覚めてキスをしてまた背を向けてうしみつの刻さめない悪夢 知りすぎたダークスーツが吊革に揺られ終着駅までの旅 ぼくんちの秘密をひとつうちあけようせんたくそうの裏が黴だらけ | 1/1PAGES |
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