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著者近影090510

hachico / 井手蜂子 
鹿児島県出身
短歌ユニット【ivory】やってます。

自由を求めて歌う風のように、
踊る水のように、流れて、
ゆくこと。
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【雑記】マイナーチェンジいたしました。
ブログデザインをマイナーチェンジいたしました。
前よりちょっと乙女分が増えたきがします(笑)。
HTMLとは何ぞやとかCSSとはなんぞやとか、そういうのがだんだん分かってきて、自由にいじれるようになった、嬉しい♪
ちなみにタイトルのフォントは、映画の字幕をイメージしたものだそうです。
こちらからお借りしましたー。


CHIPHEAD


ではでは、最近ちょっと体調崩れているというより、
もう雪崩のような状況で、そりゃあもう雪崩をイメージすればちょっとはすずしくなるかしらとか、
ほらなんか文章変でしょう? 夜は寝れないでしょう?

変な夢ばかり見ています。
RPGの中に入ってデジタルな景色を冒険する夢とか。
現実では道に落ちているドーナッツを拾って食べたりしません、
ええしませんとも。

| 雑記 | 19:25 | comments(7) | trackbacks(0) | |
そう簡単にやさぐれないよ
さかしらに「親御さんらが不憫だ」と説教した奴と今ベッドの中
※奴=の

足下の泡がはじけて東京の香り葛西臨海公園


新宿はいつもみんなとすれ違い寂しくおもう暇もなかった


自販機さん良い時に声かけんなよ明日にはすべてぶっ壊してやる


一度胃に入れた錠剤吐き出して明日こそハイでありますよーに

| 短歌 | 16:21 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Soundscape -5 〜sunrise篇〜
遺言と悲しむ人と悔やむ人 同じ敷地に産声あがる


この場所は罪も赦しも咎も無く濃くたちこめる永久の暁


点 点 と波打際に落ちている釦を拾い集める朝


(まさちゃんへ)
ハロー、ハロー、日没後、海向こうでは今日が始まる。
オゲンキデスカ?


千年紀祝う汽笛が聞こえてる二十歳の僕だけもう家族じゃない


| *Soundscape | 15:45 | comments(3) | trackbacks(0) | |
McDonald's 〜i'm loven' it!〜
初デートマックシェイクのフレーバーで占う二人の恋の行方を


マクドやろマックはパソコン譲らないきみは異星の人かと思う


欲しいのはむしろ怒りや涙とか眩しいなそのマックスマイル


月一度こっそりマックに通うのがパパと私の秘密だったの


土曜日の朝安ホテルのベッドにて「マック喰いたい」言い残し逝く

| 短歌 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soundscape -4
ふるさとの訛聞きつけ振り向けど誰も見えないここは東京


三倍の速さで過ぎる窓の外、車体の揺れとずれて酔う、吐く、


冷蔵庫眠る大停電の夜はじめて聴いた君の心音


日々暮らす景色に馴染む叫び声。
叫び。
子どもの。
おい、いつからだ?


夕焼け小焼け団地が唄う空の巣へからすといっしょにかえりましょう


| *Soundscape | 20:43 | comments(6) | trackbacks(0) | |
Soundscape -3 〜sunset篇〜
ヒール脱ぎ海岸線まで駆け抜ける砂を鳴らしてピアソラと踊れ


iPodの音量下げて独り聴くラヴァーズ・ロックは波の間に間に


季節外れの由比ヶ浜にて焼酎を飲んでいた 月を飲み干したくて


ドラム缶で造ったドラム 透明な音もはずして♪海はひろいな


松明の弾くリズムに陶酔すわたしたちみな夏の虫けら


| *Soundscape | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Soundscape -2
ぱくぱくとうたかたの歌響かせて広がってゆくcarcinoma


はじめての夜だから巧く踊れない君の鼓動はロックステディ


賛美歌も叫びもにぶい波になる水深300メートルの闇


右腹に耳当ててみて君の名を卵細胞が呼んでいるから


数々の恋歌に化けた最後にはあなたも着信音1にもどる


※carcinoma=癌腫
| *Soundscape | 20:03 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Soundscape -1
浴びたいよって言っているのに雨だれは夜中笑って通り過ぎてく


「犯人はハチコとともに逃走中」テレビと夢が溶けのこる午睡


目を閉じて末期の母は「サイレンが聞こえる」「嘘だ」とりかえせぬ嘘


人の手で組んだ矢倉の上に立ち唄うカラスはまだ幼くて


そして僕らは息を殺してキスをするラヂオが零時を告げる瞬間



| *Soundscape | 16:51 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ためしに一人で生きてみます。
しつようになんねんざいに火をつけるような生き方はそろそろやめて


すれ違う手に手に花は鮮やかにすれ違うこの手のやけど痕


君の描くすごろくのような人生にバンカーはある?みずうみもある?


フレンチを食えば白磁にナイフ傷 絶対的に不可逆な傷


解体の日にはあなたを置いて行こうこんな贅沢分かち合えない


地下鉄になりたい
頬は闇の向こうドアの隙間に吸い込まれてく


わたくしは埃のようなものだから晴れた日には窓から追い出して


いい加減気付いて生きる喜びは平和に暮らすことだけじゃない
2008/07/06追記

| 短歌 | 21:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
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