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著者近影090510

hachico / 井手蜂子 
鹿児島県出身
短歌ユニット【ivory】やってます。

自由を求めて歌う風のように、
踊る水のように、流れて、
ゆくこと。
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からだから短歌 No.91〜100
91 静脈
白い胸透けて浮かんだ静脈を東京メトロになぞらえる夜話


92 動脈
泣かないと決めたらあとは簡単で、肺動脈に楔打つだけ


93 蛋白
新しい蛋白質の発見を歓んでこの身に迎えよう


94 腺
冷静を気取ってる人すべて内分泌腺から涙流すよ


95 垢
脱ぐまでは私の一部だった垢ごみとして消ゆ愛してたのに


96 液
月々に私を満たし溢れ出る液体よさあ地を汚染せよ


97 脂
「死後は、この腹の周りの脂など石油の代わりにつかって下さい」


98 腱
ピンと張るアキレス腱に目がいってなんていうの怖いもの見たさで


99 分泌
球体にやさしく満ちて風となる天女が分泌するネクタール


100 体
(健全な精神とは何だったのか?)
心と体、一つになれた?


| *からだから短歌 | 19:17 | comments(4) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.81〜90
81 爪
この爪は生き残るには弱すぎて今日も一匹の餌も喰えない


82 尻
アメリカで銃殺された19歳男子の尻が晒された日本


83 股
海王の三叉の矛はニッポンの農家の納屋に隠されている


84 腿
内腿も見せるねすごく良い色に染まっているから、ほら開くよ。


85 脚(足)
テーブルの下でこっそり絡ませて誘う脚を間違えただけです


86 膝
膝裏が弱いのでもね本当は膝頭の心が弱いのよ


87 脛
たぷたぷと揺れるふくらはぎ切り割いて新時代の神が生まれる


88 踵
あきらめの悪い女はかかと削ぎ、得たのは更に深まる憎悪


89 鱗
鱗粉を喉に詰め死にいたる夢世界を満たす蝶々の群れ


90 尾
もし奴がしっぽをだしたら必ずや引きちぎりなさい生きるためにね


| *からだから短歌 | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.71〜80
71 肛門
“ass hole!”天に向かって叫んだら墜ちてきたのよでっかいうんこ

※inspired from 穂村弘「シンジケート」


72 陰茎
趣味ですか…?
珠玉のペニスコレクション、今度我が家に見に来て下さい。


73 陰核
快楽の女神はここにましませりひとの手触れぬクリトリスひとり


74 膣
破れども破れどもまだ処女である天罰はこの血塗れの膣


75 生殖
友の死に生殖本能目覚める夜思い出を交わすようなセックス


76 精巣
射精後の玉の軽さに遺伝子と人生と性の軽さを思う


77 卵巣
交われば君にも少しわかるでしょう?卵巣に棲む母蜘蛛の匂い


78 腎(臓)
アダム立つ世界の七日目腎臓はメンバーの増員を求めた


79 尿
いるものといらないものをはきちがえ吐き出された尿検査の数値


80 汗
嬌声に優しく沁みる分泌物情事のあとのポカリスウェット





JUGEMテーマ:短歌

JUGEMテーマ:小説/詩


| *からだから短歌 | 18:08 | comments(3) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.61〜70
61.肝
肝臓を食べてね死んだ後でまで君を探して迷いたくない


62.胆
熊の胆ライオンの胆武士の胆勇無き君に与ふプラセボ


63.膵島(ランゲルハンス島)
穏やかなランゲルハンス島ならば何も叫ばず沈むのだろう


64.乳
(今更に色恋を詠めといわれても)退化した乳が囁いている


65.腹
静まれば君の腹から声がするさあ潮時ささよならしよう


66.へそ
へその緒は今もへそから伸びてます 距離にして約1500km


67.背
背を向けて彼は煙草に火を点けるわたしの孤独も静かに燃える


68.腰
やはらかきベッドと腰のあひだには意志では勝てぬしぶとき絆


69.羽
黒髪はいつか羽毛にはえ代わり小さき踊り子白鳥になる


70.子宮
死ぬまえに他の役目を与えてよきっと一生空き家の子宮






JUGEMテーマ:小説/詩

JUGEMテーマ:短歌


| *からだから短歌 | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.51〜60
51 胴
顔じゃない!だるま落としの不様さに胴の長さの大切さ知る


52 心臓
「近所でね、一家殺害事件がね」神社の屋台でハツ喰ひながら。


53 肋
「勝つためにゃアバラのひとつふたつなど」…アバラが折れて死ぬ人いるよ。


54 循環
オーラとか気とかとにかく感じてよいま体中循環してる


55 血
慰めに打ちつけた釘抜いたけど血止めの仕方聞いてなかった


56 胸
先生は内科医なのに胸音を確かめようとしたことないね


57 消化
腹に棲む消化担当(  )虫 わたしのぶんも残して下さい


58 食道
いざゆかん奪われた彼を取り戻せ待ち受けるのはクジラの食道


59 胃
このからだいずれは君に与えると約束し胃にアロワナを飼う


60 腸
まじかいな腸捻転とちゃうなんておまえごっつう痛がっとったし




JUGEMテーマ:短歌


JUGEMテーマ:小説/詩


| *からだから短歌 | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.41〜50
41 肺
忘れない肺で呼吸をしてた日々湿った風を吸ってた日々を


42 肩
狂犬と呼ばれた強肩あの人が今も野球をしてますように


43 腋(脇)
腋の毛を抜いて処理する 収穫の歓びに似た初夏の訪れ


44 運動
土曜午後私は歌う彼のいる運動場は聖域だった


45 筋
居酒屋の割箸でほぐす筋繊維私のからだに貢献しなさい


46 腕(手)
夜明けまで腕枕さえ続かない二人の関係 ま、それもありか。


47 肘
日焼けして乾いた肘が物語る海辺に生きた女の一生


48 掌
てのひらを合わせて祈る子どもらよきみの信じるかみさまはどこ?


49 指
どうしても私が欲しいというのならまずは小指を奪ってごらん


50 上半身
男とも女とも知れぬトルソーに恋をしたのは透明な性



JUGEMテーマ:小説/詩

JUGEMテーマ:短歌


| *からだから短歌 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.31〜40
31 歯
ぐらついた乳歯は長く弄びぎりぎりで素手突っ込んで抜く


32 舌
愛してる よりもできれば君のそのことばを紡ぐ舌を知りたい
※再録


33 唾液
外敵の侵入に敏い唾液腺待てようめぼしは大好きなんだ


34 顎
(有効利用)
小さくて弱くて細い美人顎手に入れられず大食に走る


35 関節
夢を見た球体関節人形に生まれ変わって死ねない夢を


36 うなじ
うなじには密かに刻んだ私の名 気付いてないのはあなただけだよ
※再録


37 首
春先もタートルネック着たままのあなたの胸の内に惹かれる


38 呼吸
フルートを吹く時だけは忘れてた何故に私は呼吸するのか


39 喉
「喉笛を掻っ切る」と良くいうでしょう? その笛の音、聴いてみたいの。


40 管
今日飲んだジャスミンティーは特別に三半規管を満たすでしょう



| *からだから短歌 | 12:28 | comments(0) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.21〜30
21.耳
前世は捨て歩切られた耳たぶを塩漬けされたかなしい兵士


22.目(眼)
憧れるタイプの男「眼球が限りなく球体に近いひと」


23.瞳
瞳ちゃん元気かなあって人の目を見て話す時つい思い出す


24.涙
涸れるほど涙流したその後はポカリを飲んでスッキリ補給


25.まぶた
見たくないものは見なくて済むように心とセットのギフト、瞼。


26.鼻
ここを出たあなたは二度と帰らない東に向けて贈るはなむけ


27.ほくろ
知らぬうち腹に生まれたほくろには見覚えがある母の腹にも


28.髭
父親のひげ剃りに触れ傷付けた指先の血が汚れて見えた


29.唇
唇で口を塞いでやりこめる君の手段はもううんざりよ


30.口
体中いたるところに口があると知りつつ我、ひらく気皆無


| *からだから短歌 | 00:05 | comments(4) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.11〜20
11.臓(器)
内臓を見たいのならば責任を持って癒せる人間になれ


12.神経
身体の神様を失くしたわけか自律神経失調症は


13.指紋
指紋では「認証不能」世間から認められないきみが大好き


14.顔
はじめての望遠鏡で見たものは名前を持たない顔、顔、顔、


15.頬
逃げ出すよチークダンスの時間にはナイキに履き替えるシンデレラ


16.骨
この骨はカルシウムだからすぐ折れる早くチタンに交換してよ


17.肉
肉と骨あるいは殻のいずれかを鍛えるならば、あなたはどれを?


18.眉
金髪に黒い眉毛が懐かしい田んぼのほとりに佇むヤンキー


19.睫毛
冬が来て枯れ葉とともに散る睫また芽吹くまで眠って待とう


20.感覚
むっつめの感覚器官探してた大人になったいまはもう無理


| *からだから短歌 | 09:17 | comments(1) | trackbacks(0) | |
からだから短歌 No.1〜10
1.つむじ
つむじから煙になって消えてゆく思い出話に花は咲かない


2.頭
頭痛薬痛みだす前に飲んでねと渡されたのは無茶な約束


3.脳
疲れてる脳味噌ちゃんにマッサージもしてやれない非力なわたし


4.脊
脊椎のひとつひとつを積み上げて崩すスリルよ人体ジェンガ


5.髄
六歳で死ぬはずだった髄膜炎検査の前に逃げ出したけど


6.髪
誰だって受け入れたいの無造作に乱した髪で携帯を打つ


7.毛
毛沢東なのに無毛と笑ってたガイドは北京でまだ生きてるよ


8.額
誰一人気付いてないね額から青い光が漏れだしている


9.皮膚
ほんとうは皮膚呼吸する生き物に生まれたかった(プールが嫌い)


10.膜
ほっとけばくっつくよって云われても縫い合わせずにいられない膜

| *からだから短歌 | 14:12 | comments(2) | trackbacks(0) | |
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